グリーンブラックの原料であるシマアザミはトカラ列島以南に自生し、照りつける太陽や台風にも負けず、海辺の砂地でも生育旺盛な生命力あふれる植物です。奄美大島では古来より薬草や食材として食されてきましたが、近年、琉球大学熱帯生物圏研究センターの協力のもと、その秘めたる特色を解明する研究が行われ、ポリフェノールやカルシウム、マグネシウム、食物繊維を豊富に含むことが明らかになりました。
なぜシマアザミが美と健康のスーパーフードとして注目されているのか。
豊富なポリフェノール
シマアザミには健康維持や美容をサポートする高濃度のポリフェノールが含まれています。根や茎のポリフェノール含量も比較的高く、市販の青汁原料と比較して格段にポリフェノール濃度が高いことが明らかにされています。
必須栄養素 α-リノレン酸が豊富
シマアザミには、植物のみで合成され、人間の体に必要不可欠な必須脂肪酸 のα-リノレン酸(オメガ3脂肪酸)が豊富に含まれています。
α-リノレン酸は、体内ではつくることができないため、昔から日本人は、主として青魚(鱈、マグロ、サバ)等からこのα-リノレン酸を摂取していました。α-リノレン酸は、体内でDHAやEPAに変換されます。
カルシウムやマグネシウムが豊富
シマアザミは、琉球石灰岩土壌で生育しているため、カルシウムが豊富です。
ミネラルと食物繊維が豊富
シマアザミは、糖質が少なく、ミネラルや食物繊維が豊富に含まれています。